AIR断導入物語

Air断導入物語
~ 私たちの想い ~

私の家はカビだらけ。

私が今住んでいる家を建てたのは、平成13年のことです。

それまで住んでいた家はとにかく寒くて寒くて、夜は耳当てをしてブルブル震えながら眠っていたことを、昨日のことのように思い出します。

そんなことがあり、「今度は新築で、絶対に暖かい家を建てよう」と心に決めました。しかし、当時は私もまだ家を建てる仕事をしていなかったため、家づくりについては全く無知な状況でしたので、手あたり次第、あれこれと調べました。こうして建てたのが、今住んでいる家です。

住み始めた当初は、本当に感激しました。冬でもとにかく暖かいのです。夜に耳当てまでして眠っていた日は遠い昔のことのように感じました。これで冬が来ても寒くない。そう思っただけで幸せでした。

ところが、住み始めて数年がたったころ、ある異変に気付き始めました。

なんと、リビングのコンセントの周りに黒カビが生えてきたのです。

その後、脱衣所の天井に黒カビのシミが生えはじめ、さらに、寝室のウォークインクローゼットの天井にも、黒カビが生え始めました。

気づくと、玄関の天井にも黒カビのシミがポツポツと生えていました。

当時の私には、その原因が詳しくはわかりませんでしたが、今ならわかります。高気密高断熱の家にも関わらず、換気がうまくいっていなかったため、壁体内が結露し、壁の中がカビだらけになり、そのカビがしみ出してきたのです。

健康への不安

生えてしまったカビを隠すため、家を建てて10年後には、壁を塗装し直したり、クロスを貼ったりなどのリフォームをしました。

それでも、しばらく経つと、玄関の天井からはうっすらとカビが浮かび上がってきました。

私は30年ほど前から咳喘息を患っており、一度咳が出ると止まらなくなります。この症状は、家を建てる前からありますが、この家に引っ越してきてからも、その状態は続いています。それ以外にも、頭痛持ちであり、疲れやすく、蕁麻疹の薬も手放せません。

このような健康不安がある中、私の中では、「もしかして、家の空気がきれいなら、この症状は和らぐのではないだろうか?」との思いがつのっていきました。

今は24時間換気が義務付けられており、私の家も24時間換気を付けてはいますが、高気密高断熱の家の場合、それだけでは十分に空気をきれいにしたり、完璧にカビを取り除いたり、花粉を除去したりはできないということもわかりました。

しかも私の家の場合、脱衣所の天井に穴をあけ、「干し姫様」という電動物干しを取り付けてしまっていました。脱衣所はいつも大量の洗濯物がかかっており、その蒸気が全て天井に回り、湿気を含んだ空気が脱衣所の天井から家全体に運ばれていったため、カビがあちこちで発生したのではないか、と推測しています。

当社がAir断をお勧めする理由

私がAir断に出会ったのは、換気方法について調べるためにネットサーフィンをしていた時でした。特許を取得したというAir断のホームページを見て、すぐに電話をして、モデルハウスを見に行き、加盟しました。

Air断は、空気で断熱するという全く新しい断熱の方法であり、壁体内を空気が常に循環します。これにより、壁体内結露を防ぎます。壁体内が結露しなければ、私の家のようにカビが浮いてくることはありませんし、カラッとした環境のためシロアリも寄せ付けません。家の中のホコリや花粉、臭いも吸い出すので、空気はいつもキレイ。家を支えている材木が腐らないので、家が長持ちします。

私がモデルハウスを見学に行った際は真夏でしたが、エアコンをしていない2階でも、空気がカラッとしていました。そして驚いたのは、北側の壁に藻が発生していなかったことです。どんな家でも北側の外壁には藻が発生します。

Air断の家に藻が発生しないのは、壁の中を常に空気がグルグルと循環していてカラッとしているためです。

このような、健康にもよくて家も長持ちする家を、一人でも多くの方に広めていきたい。

心から、そう思っています。

代表取締役
渋谷幸英

代表取締役
渋谷幸英